鏡裕之の代表作にしてしまってもいいかもしれない
これは素晴らしい。
前作でも手軽でありながら十分に楽しめるサクセスストーリーが魅力だったが、今回はその流れを踏襲しつつも、さらに洗練されたシナリオになっている。
前作でもサキュバスが可愛いすぎる描き方だったが、今回はサキュバスを含めたヒロインキャラの魅力も格段に増しているし、悪役だったはずのキャラや序盤でウザい雑魚キャラの男たちすら終盤には魅力的に見えてくる不思議。
わずかながらサスペンス要素まで入っているし、トゥルーエンドでは感動的展開まである。この手のジャンルで泣き要素を入れてくるとは思わなかった。しかも、それが成功している。
これはもうシナリオライターの鏡裕之の代表作にしてしまってもいいかもしれない見事な作品。