バカゲーとしての演出が一歩抜きんでている分、softhouse-sealとしては当たり
もともとsofthouse-sealは、おかず目的で安くバカゲーを作ることに特化したブランドなのは周知の事実だが、それにしても単なるやっつけ仕事にせず、特に初期の頃は良い意味で職人仕事をしてくれるブランドだったが、その時代にあっても特に細かい設定部分でバカゲーとしての演出がうまく、ヒロインキャラと明るくおバカにHを楽しむ過程が上手に描かれていた本作が、softhouse-sealの作品としては一番お気に入り。
学園祭をネタにしたゲームは多いが、ここまで完全に開き直ったH目的の学園祭で、誰も思い浮かばないようなバカなネタだけを仕込んでくるのはsofthouse-sealならでは。
キャラも全員それに見合った明るいノリで、ヒロインたち全てが、ビッチとはちがう明るく楽しいおバカなHを仕掛けてくるのが楽しい。
安くても値段分以上には楽しませてくれる作品。