メインヒロインには魅力があまり無い変身ヒロインもの
登場してから比較的すぐに捕獲できるため、ヒロインキャラへの感情移入が困難なのが一番の問題点。
悪役としての主人公のスタンスが、単なる悪ではなくて欲望に忠実なだけという骨子はいいので、ヒロインとの善悪の価値観の摺り合わせのコミュニケーションにもっとボリュームをついやせば、良いシナリオになったかもしれない。
調教に関しては秘書キャラの献身的なサポートがうまい味付けになっている。そのため、むしろ秘書キャラのほうがメインヒロインたちよりも感情移入しやすくなっているというのが、良いというべきか悪いというべきか。いずれにしても、ヒロインたちの魅力が低すぎるのが一番の問題だろう。
ギャグとシリアスのバランスがたまに分からなくなるので、どちらに意識を向ければいいのかが少し分かりにくい面もある。
普通レベルの調教ゲーと考えていいだろう。