面白い。10年以上の時を経てやっとここまで来た。
まず、長かった。
推定60時間(深夜に寝落ちしたため)と長い道のりだった。
以下、駄文ながらも感想と邪推。
さて、ハクの物語が終わったのだが、これはある種、ハクオロの物語でもあり、エルルゥたち無印うたわれるものの物語でもあった。
前作の主人公やヒロイン、場合によっては端役が次回作に登場するというのはよくある演出であり、直接的に続編であることを示唆できる面をもつからだ。今作はこのただの演出に終わることはなかった。これは最後までプレイした方々ならばご理解いただけると信じている。
で、なぜ無印の物語と言ったかというと、今作(偽りの仮面含む)はアイスマン(ハクオロ)視点と対をなす物語と感じたからである。われわれヒトは対比を好む節がある。二人の白皇は、無印のハクオロひいてはアイスマン視点に対して、ハク(個人)というアイスマンを利用しようとしたヒトたち(集団、言い換えれば大局)の視点をもってして、うたわれるものが描かれた。
たとえば、夫婦ならば旦那の話をもって奥方は語られまいか。なぜ付き合った、なぜ結婚したか、子育てで何かもめなかったか、うれしいこと悲しいことをどう分かち合ったか。一方を語ればもう一方が自然と語られる。
つまり、補完的ではあるがハクの物語が終わり、ハクオロの物語も終わった。だからこそのラストシーンだろうと考える。
さて、端々を取り上げて議論すると大変なことになる(時間と文章量が)ので、適当にいくつか述べておく。
二人の白皇とはだれか、これは表面上はクオンとアンジュだろう。邪推すればハクオロでありハクだ。だがあえてこれはクオンとアンジュだとしよう画像鑑賞モードのページ5のために。
ゲームシステムでいえば無印スタイルだが同社のtears to tiaraシリーズを思い出せば順当な進化系とも取れる。ただ、説明書を読まずに、ステージ22ほどまでプレイしたため、攻撃の連撃で円が1周するタイプの使い方がわからず、ストレスフルだった。回復200程度のはずが実際は100程度しか来ないし、双子は連撃がつながらないから推定の0.7倍程度の攻撃しか当たらなかったから。
さて、だいぶ前の別メーカーの作品であるが最後に、神様が幸せになれますように。