女装男子じゃなくて完全に女子。悪い意味で。
セリフで「俺」とか言ってるのが物凄い違和感のある完全な女子声。芝居も男子を全く意識してない感じで、はっきり言ってしまうと下手。（ファンの方ごめんなさい）
歴代の乙女シリーズでの主人公は、全員「女装男子」と言える演技だったので、結果的にかなり残念な仕上がりに。
主人公の声有りを売りにしたいならもうちょっと指導するなり実力者に依頼するなりして欲しいです。
シナリオは極薄ですが、これはいつも通りなので仕方ないですかね。
シークレットだけはよかったです。本編でのヒントが露骨過ぎて展開は完全に読めましたが。
売り方の問題だと思うのでもう乙キャンのようなシナリオ重視の作品は作らないと思いますが、それでももう少し力を入れて欲しいと思いました。
ただ軽い分、初心者向きの作品としてはアリかもしれません。
今回は声優さんも乙女シリーズで初めて「合ってない」と思ってしまいました。
合ってたのはかわしまさんと奏雨さんくらいかな・・・。ヒロインは全員微妙でした。特に萌花ちょこさんとなめりるさんは別のキャラの芝居だと結構好きな声優さんなので、大変残念でした。
否定的な感想ばかりですが、絵と特典は文句なしで良かったです。
音楽は最近３作品ほど凄く似た曲の使いまわしって感じがしますが・・・。
基本点６５点＋特典分で＋３点＝６８点ということで。
アンサンブルさんはもう片方のシリーズもシナリオスカスカが加速してるので、ちょっと何とかして欲しいものです。