陵辱物なのに軽快なテンポで楽しさすらあるが、そもそも・・・
レイプを望んでいる相手をつかまえて強引にセックスするという行為は、
果たしてレイプなのか、あくまでプレイの一環ではないかという難しい問題が私を悩ませました。
レイプ願望がある主人公。主人公はある日、
その人を一目見るとレイプされる事を望んでいるかどうか分かる謎の少女サリーと
同居することになり、サリーのふてぶてしい態度に辟易しながらも
自己の欲望を満たすため、サリーのレイプされたいと思っているヒロインをレイプしろという
命令に言いなりになって,ヒロインの望むレイプをするという話です。
サリーとの掛け合いや、陵辱物でありつつもなんとなく間の抜けた空気が
軽い感じを演出しています。
レイプされたいヒロイン達もぶっちゃけアホばっかで一層陵辱物によくある
陰鬱さが軽減されています。
いわゆるぬる陵辱物にジャンル分けされるのでしょうが、
なんとなく、陵辱物ですらないような、ある意味で純愛ではないかとすら思ってしまうのは、
エロゲをたくさんプレイしすぎた所為でしょうか?