思ったよりも添い寝、膝枕成分は少な目。
「もう、ここは僕らだけの秘密の花園じゃない」
この1文を肯定的にとらえられるかどうかで評価が変わってくるかもしれない。
8･9話で話の方向性が大きく変わり、それまでのだらっとした雰囲気はなりを潜める。
キャラの更正という意味では何も間違ってないけど、話の構成としては…。
冒頭の一文も私はどちらかと言うと寂しさのほうを感じてしまったので少し残念かな。
主人公の夢の話も、灯子ルートでちょろっと触れた以外は放置。
それまでには一切兆候が無かったのに、2年になった途端に何故見出したのかという理由も投げっぱなし。
端的に言ってしまうと、ただ「不安」の一言で終了。
添い寝もタイトルになってる割にはそこまででもない…。
コレぐらいのお泊りなら普通のゲームなら十分にやってる範囲。
コンセプトは悪くないと思うけども、それを生かしきれなかった印象。
マインとまでは行かなくても、良くて凡作と言った所…前作ヒットミーは良かっただけに残念。
PS.裏が出来ない人の話
前作に引き続き、重要度高めの攻略不可キャラにCV:上間江望
また…ですか。ヒットミーの歩鳥会長もそうでしたが、今回も移植時に攻略キャラに格上げされるのかな…。
別に彼女自体が嫌いだとか、演技に不満があるというわけではないです。
が、そもそも移植時に昇格することを見据えた…というよりも重要キャラなのに移植しないとメインに出来ない様な起用自体が好ましくないかなぁと
これが大御所だとか今人気絶頂で表の仕事もバンバン来てる…みたいな人ならばまだ分かるのですが、失礼ながら上間さんはそうではないご様子。
この人じゃないとダメだ…的な要素が薄いにも拘らず、なぜか二作連続で重要サブキャラ担当。
こんな中途半端な起用は作品自体にも声優さんご本人にも悪影響しかないと思うんですよね…。
今作の話だけではなく、前作ヒットミーと合わせての不満。更には場外での話しっぽいので点数には反映していませんが、正直かなり印象が悪く非常に残念です。