主人公の名前が「肇」なんだけど、私この名前を見るとハナ肇さんが即思い出されてしまうんですよね…。おかげでプレイ中、頭の片隅にハナ肇さんがチラつく事チラつく事ｗ。
まぁそんなどうでもいい一言感想はさて置いて、ゲームの内容自体はかなり満足。
久々にHOOKSOFTとしての良作と言った感じ。
（前作 Amenity's Lifeも良作でしたが、あれはHOOKというよりもSMEEかな）
難点は主人公ヨイショが激しすぎる事。ヒロイン達が全肯定なのはHOOKでは珍しくないけれども、今回はサブキャラ・モブキャラに至るまでほぼほぼ全肯定。
肇君自体は間違いなく良い人なんだけど、さすがに「やりすぎじゃない？」と思うほどのカリスマ性。
そんな主人公ヨイショ攻撃に耐え切ることが出来るなら、本作は間違いなく良作。
Hシーンは1人3シーンと正直少なめ。
とはいえ、それは裏を返せばSEXに頼らないイチャラブが多いという事でもあるので、個人的にはそこまでマイナスにはならない。
非抜きゲーなら4ｷｬﾗx4ｼｰﾝというゲームも珍しくない中、総数で言えば一つしか違わないわけですしね。
エロ少な目・主人公ﾖｲｼｮ過分が耐えれる方で、イチャラブ・バカップル成分多目が好きな方にはお勧めできる作品かな。
以下ヒロインごとの感想
花守 栞織
自分が行く所と主人公を立てるところのバランス感覚が絶妙だと思う。
自分を頼って貰えなかった時、ただ単に拗ねるだけではなく、かといって無条件で手伝うわけでもなく
「頼ってくるまで手伝わない、でも下調べをしておいてピンチのときには駆けつける」
と言った辺りに主人公を立てつつも、ただ都合のいい女性で終わってるわけではない辺りも◎。本作最強ヒロイン。
小清水 香純
楽しむと言うよりも不信感が先にしてしまうちょっと残念なシナリオ。
誘惑と言うよりも篭絡、ハニトラっぽい感じがするｗ。
個別自体の出来が悪いわけではないし、最終的には不信感も消えるけれど…。
共通での不信感が拭えないまま恋人に向かってしまう過程がイマイチだったかな。少し残念。
結城 彩楓
パーフェクト連呼が最初は中々にウザイ。
とはいえ出だしの低空飛行から一番好感度があがったのはこの人。
気遣いと努力の人。個人的には本作のNO2
古塚 由依
発明部設定ほとんど生かされてないな～、と思っていたら。
終盤で納得。発明部のシーンが全く無かった事も含めて中々良い伏線だったと思う。
ただ、白衣姿も可愛かっただけに、見る機会が殆ど無かった事だけが残念かな。
山吹 芳乃
一番めんどくさい人ｗ
正直個別でココまで堕落するとは思わなかった…。
全く公私の区別が出来てないし、ここまでぽんこつになるとは…。
共通・他ルートがしっかり：ポンコツ 7:3ぐらいとすると、このルートだと1:9ぐらいな感じｗ。
とはいえ、いじられ役としては天下一品。可愛さ方面は振り切れてる。
恋人になった時の可愛さは間違いないんだけど、人間的な魅力は他者ルートのときの方が発揮されてるかもしれない。
サブキャラ
結城 萌楓
全女性キャラで一番のしっかり者。
正直攻略したかった…。
二宮 青葉
全く攻略したくはならない妹ｗ。
そして最高のサブキャラ。青葉が出てくるシーンに外れ無し！
ヒロイン達の両親
会える人は全員理解力・良識・ユーモアを兼ね備えた人揃い。
世の中がこんな人達ばかりなら舅・姑問題もあんまりないんだろうなぁ…。