引き込む力は一級品。
楽しめた良かった~。という気持ちと、モヤっと感が同居するなんともいえない作品。
個別EDのチグハグ感がそうさせてるのかな…。
別にSF面での深さを求めているわけではないので、そこには不満無し。
問題はEDの世界のあり方に個別毎に差が有り過ぎる事。
もし、ラビルート・アリスルートの2ルートしかなかったら、ここまでモヤモヤは生まれなかったかもしれない。
春やエミールートは単体で見れば嫌いではないが、「過去に残る」という選択肢が取れる以上、アリスルートで泣く泣く未来に帰る展開に説得力生まれない。
別に四五だけ帰して自分は過去に残っても悪影響は恐らく無いでしょうし。色々と残念。
とはいえ、結末の持って行き方は残念だったものの、作品に引き込まれる力は非常に強い作品。
次回作以降でシナリオのブラッシュアップが進むことを期待します。
キミトユメミシよりは良くなっているので、今後に期待のブランド。