主人公が変態!回りも変態!!キャラがお馬鹿なことを真剣にやる姿勢に面白さを覚える紳士に送るノリとフェチ要素満載の作品。
主人公の「俺はどの履き物が好きなんだ!?」から始まる本作。
題名からして履き物好きの紳士向けに特化しておりそれを裏切らない内容。
しまぱん派と黒スト派で戦い。しまパンやニーソを使って相手を物理的に倒そうとしたり篭絡しようとしたりする履き物への情熱!!
そんな激しい戦いの中で育っていくヒロイン達との愛情!
・・・と言えば聞こえは良いですが、奇人・変人が多すぎて世界に入り込むのは無理でしょう。あくまで第三者視点で楽しめる人向けかと。
主人公「俺はどの履き物が好きなんだ!?」
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ヒロインが「私の履き物こそNo1よ」と熱く語って(誘拐や戦闘含む)主人公を篭絡しようとする
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履き物の誘惑に負けてその履き物がNo1になるめでたしめでたし。ついでにヒロインとも恋仲になる
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イイハナシダナー(棒)
こんな感じ。ひどい、ひどすぎる(褒め言葉)
主人公が変態すぎてひたすら笑いながらプレイしてました。十希子さんの黒スト講義とか大好きです、私も黒ストに縛られながら受講したい。
ただ主人公がヒロインより履き物を優先してヒロインにフラれるというシーンがあるのでそこが何とも。
幼馴染みズも主人公が大好きで最初から好感度高めなのは良いが、変態性については諦めている模様。この二人と真剣に変態やってる組との温度差が激しい!
他のルートに行くと全力でこの子達が悲しんでいるのは胸が痛むかも。そして主人公は無頓着。主人公が変態的で面白いのは長所だが決して格好良いタイプではなかったり。
システム面は使いにくく、透明度設定もなし、メッセージスピードは10段階、画面の大きさも細かくは変えられずマスター音量調整もなし。このあたりは履き物で涙を拭いてガマンしましょう。
満足点はかなり高めにつけましたが(実際終わってからすぐ感想を書きたいという気分にさせてくれた)
・主人公がヒロインより履き物を重視するスタイルで、告白はヒロインからという姿勢を許容できる
・キャラがお馬鹿なことを真剣にやる姿勢に面白さを覚える
・履き物が好きだ
上の3つのうち少なくとも2つは満たしていないとこのゲームをやるのは辛いかと。
私は全部好きだったので高得点です。終始笑いながらプレイしてました。
私が面白いと感じた部分は人によっては不快感にしかならないと思うので一部のマニアックな人以外にはおすすめし辛いゲームではあります。
シーンもスパッツや黒ストを履かせたまま、脱がせるという選択肢が出てまさに一部のマニアックな趣味の人に特化してるとしか。
主人公「俺のために一生スパッツを履いてください」
名言ですね。こんなこと言える君は余程の変態だ・・・