意外な攻略感！？セックスとは学園を救う素晴らしい行為だったんだね・・・で、百合どこいった？
「ユリが蔓延する学園・・・ 新人教師のテクで 変えてやる！」
となかなか雰囲気の出るキャッチコピーと共に百合らしさが全く見当たらないような表紙
むしろこれレズといった方がしっくり来るのでは？と思いましたが
その予感は見事・・・裏切られることはありませんでした
居酒屋が出てきて怪しい地下室が出てきてクロユリなる組織が出てきて
・・・百合とは何だったのか、紅茶という単語もタルトという単語も出てきませんでした
ケーキという単語は一回出てきましたが、保険医がストレス解消のためにヤケ食いしようとする描写でしたね。百合とは何だったのか
そんな保険医ですが、この物語に無くてはならない存在。主人公の下に最初からいる数少ない味方です
保険医というよりは怪しげな科学者っぽいですが、彼女からは貞操帯や怪しげな薬などいくらでも出てきます。貴女はドラえもんか、味方だから頼もしい
その保険医の協力を得て百合教育の蔓延する歪んだ教育を変えてやるという話。重要な位置にいるヒロイン３人を保険医と道具を借り、アイデアを借り、時にはその体を借りながら主人公に惚れさせて、それなりに学園を改善してこれから良くなっていくだろうみたいな打ち切りみたいなお話で終わります。
エンディングでは最初は男子というだけで持ち物検査をして没収して、女子はピアスをしていても気にしないという描写だったのに、エンディングではソフトになっていたり、女子が男子が罰される前に助けてくれる描写が入ったり。ちょっと綺麗な終わり方ですがまさに打ち切りと言わんばかり
３人のヒロイン×２（各ヒロイン２ルートあります）と保険医ルートとそれを繰り返して、それが終わると英理ルートへ
（３人攻略するとキャラ選択画面に英理の顔が出てくるので攻略が面倒という心配はありません）
（英理ルートの始まりの描写）
時間はかかったものの、努力の甲斐あって、巴さん、真琴、茜たちを男の快楽へと目覚めさせ、協力してもらうことに成功した
ここで驚いたのだが、きちんとヒロイン３人のルートと繋がっているのである
打ち切りっぽい終わり方は、ここに繋げるための伏線だったようだ
共通で攻略した４人と共に真の黒幕である英理に迫って戦って勝つ。
英理が強大な権力を使って主人公達を妨害していき、ついには離れていく主人公の一番の親友・・・どうなっていくのか（少し）ドキドキしながらも、主人公サイドが負けずに勝利
そしてハーレムルートにて英理も入れた主人公達が学園を改革していくという
話の流れとしてはしっかりしており、最後は少しずつだが変わった学園の様子も見れて攻略した達成感が感じられた
最後にＣＧが入っても良かったレベルだと思う（アトリエかぐやさんなのでエロ以外のＣＧはありません）
話の設定としてはそれなりによく出来ており満足。英理の強大っぷりと悪っぽさの出し方は上手いと思いました。
だが、いざ問題を解決する際に使われるのが「セックス」もしくはそれに順ずるものなので、力押しにも見えなくも無い。何故アトリエかぐやのヒロインは性技で戦おうとするのか
ある意味１８禁で無ければ出来ない物語なので、エロゲーとして出したのは十分意味があると思いました
ちなみに最後は居酒屋で乾杯して終わりでした。百合らしさは何処いった！？・・・とても男らしいのですが・・・紅茶は？タルトは？百合要素ありませんね。
まあ、ユリ「キラー」ですから、百合好きのプレイヤーがやったら絶望しそうな作品であり、このエロゲで百合を学んではいけないと思わされました
＞システム
ついにマスター音量調整が出来るように！
まぞまいや姪ドキッ!茶。の時には無かったので感動しました。無論、ディスクレスは可能です
他のシステムは今までのかぐやさんとほぼ一緒ですね。オートにしてると読み進める時の反応が遅く感じるのと、音声が消えるまでスキップが始まらないところは気になりましたが。
透明度設定最大まで透明にしても文字が見えなくなるということはありませんでした。姪ドキッ茶の時より確実に進化してるかもしれません！！
・・・が、攻略対象を選択する際のＭＡＰ画面は相変わらずのようです
これを見るとかぐやさんだなと安心する反面進化する日は来るのだろうかと疑問に思ったり
マップ選択式だからといって面倒ということは無いのですがね。
あと面倒に感じたのが外出し、中出しの両方を選択しないとＣＧは埋まらない部分
射精箇所固定機能が仇になるかもしれません。
セーブ個数は１００個。自分は３４個で足りました
卑語はおち○ちんやち○ぽとピー音で修正は入ってます
＞エロ
シーン数は
茜１４個
巴１３個
真琴１５個
陽菜子７個
英理５個
その他（体験版にあったシーンが３つにハーレム５つ）
タイトルから想像つかないマニアックなシュチュが沢山。百合シュチュ何処行った！？
茜の電気ショックえっち（電流が流れるクリップを乳首をつけてプレイ）とアナルにホースを入れた状態でのフェラ
巴と男性の良さを知らしめるため、全校生徒に見られながら壇上でセックス
真琴の「男性器の快楽には負けないところを見せてやる」と挿入されながら弓道
バイブ入れられながら「勝負だ！」と壇上でバイブ→おしっこ等々
電気ショックえっちは見た目は痛そうだが、文章は痛く無さそうなソフトなものです
真琴「今日こそは百合の誇りを取り戻す。男の快楽を乗り越え、百合の理念をより高く掲げなおす！」
言ってることはなかなかシリアス
で、どうして男性器挿入しながら弓道やり始めるんでしょうね？物語自体は普通な気がするのに、解決方法としてこういったエロ手法をとるのでややこしくなっている気はします（でもしっかり解決してますイイハナシダナー）
あとは足コキが２種類。茜のはおっかなびっくりというよりノリノリで責めるタイプなので好きな人は好きだと思います（一般生徒に見られながら）
保険医のは巴にオナニーされ強要されながらなのでかなり珍しいシュチュかと
巴に二本刺しというシーンもありましたね。
精力で勝負だ！ということですがどうしてこうなるんでしょう
これに関しては公式にＣＧが出ているので見れば分かるかと。学園長もとい主人公以外の男性の顔が出てくるＣＧはこれ一つなのでそこまで警戒しなくても平気かと。
学園長と巴の子供が茜という設定なので寝取っている感があるかもしれません。なお、ハーレムルートの頃にはわたくしこの方の存在忘れてました。まあ巴からも哀れな扱いされていたし平気でしょう
とにかく「モブに見られながら」というシュチュが多い。
全キャラ１つは入ってると思って良いレベル
自分はそういう文章大好きなので嬉しかったですね・・・絵の好みは微妙なところですが、特に胸が・・・胸がおかしいくらいでかい。これは奇乳の域でしょう。顔よりでかい、誰に聞いても顔よりでかいと判断するレベル、立ち絵もそうなのだがシーンに入るとさらにそれが顕著になります
別に奇乳は好きではないですが、見ているうちにそれが自然に見えてきます、恐るべしユリキラー！！百合関係ないですね
＞総括
最初の４ヒロインは「なんじゃこりゃ」で終わるが、英理ルートに入ってハーレムルートに入ると意外にも綺麗にまとまっており、表紙のキャッチコピーに偽りのない内容だった。ただ「百合」という肝心の名称だけが偽りあった気がするのは否定できない
抜きゲーなので物語は短く、ストーリーをメインに楽しむ方にオススメするには少々辛いが、抜き部分に魅力を感じたなら十分オススメできる作品かと。
抜きゲーの割に抜き部分をメインに出しつつストーリーもまあ、楽しめるんじゃないかなと思いました。特にエロ目的の人にオススメしたい。マニアックなエロスを求めている貴方なら貴重な一本だとなるだろう
購入前得点に５５点という点数をつける程度にはネタ枠で買ったつもりだったのだが、意外にも楽しめる一作だった