2014年個人的エロス大賞・・・え、ストーリー?シリアス部分はオマケでラブラブでイチャイチャでしたね
強く思ったことが相手に伝わってしまうココロ@ファンクション
これをエロの時にふんだんに役立てているのが素晴らしい!
表「ぶちゅるるるっ!ずずっ!じゅぼぼぼぼっ!!んぶ!」
心の中「乳首よりなでなでのほうがずっとすき・・・」
表「んむ・・・ちゅっ、ちゅぅぅぅ・・・」
心の中「しょっぱいような・・・苦いような・・・。これが太陽くんの、おち○ちんの味・・・」
こんな感じでシーンが展開されます。
心の声を違和感なしに出してくるんですよね(文章上では表示方法は変わらず、画面上にココロ@ファンクションが発動している表示だけ出てくる)
「早くパイずりを終わらせて、朝顔とキスしたい。性器と性器でつながり合いたい」
「んふふ~、たいよーってばすっごく気持ちよさそう。さすが宇宙一かわいいベルちゃんのふぇらちおだね」
こんな感じでココロ@ファンクションを最大限に使った文章が魅力。ベルちゃん、声優さんの舌ったらずな演技といい文字に平仮名を多用してくるところといい実にあざとい、いや可愛いです。
ストーリーに関しては・・・あまり残らなかったので何とも。読ませるというより書きたいように書いてる感じが。
心が読めたり、AR技術が発達してたりという近未来設定の割にそれらがストーリーを面白くする上であまり生かされておらず、問題解決の都合の良い能力として扱われている感がありました。
読み手を感情移入させるというより専門用語を沢山作って力技で解決するような。朝顔がドラえもんのごとくどんどん新しいものを用意して何とかしてしまうという印象が。
そもそも、独自の世界観なので共感するのも難しいと思われます、一介の女子学生が大手にハッキングでも何でも出来てしまうとか。
水菜「(ハッキングが)成功したらこの町の生活レベルが昭和30年レベルに戻るだけよ」
こんなことが気軽に出来たらこの世界はどうなるんだと。深さやメッセージ性や伏線といったものを求める人には向かないと思われます。
聖ちゃんとAR世界をデートしたり
仲間と一緒にベルちゃんとのデートの計画を立ててデートしたり
ベルちゃんと恋人つなぎをしたり、フライングディスク(フリスビー)で遊んだり
こういう日常描写の方が残りましたね。
イチャイチャしすぎて壁ドンしたくなります気をつけましょうむしろ主人公爆発しろ
心を読めるという能力があるのに全然ドロドロにならずラブラブでエロエロになっていくのは、このゲームらしいと思いました。
FDということで短いかと思いきや結構ボリュームがあった気がします。オートでだらだら読み進めていたというのもありますが、聖ルートは2時間くらいかかったような。朝顔&ベルルートはもっとかかったかな。
ただ、双子ルートは5分で終わります、なんでしょうこの扱い。3P好きの私をいじめてるんでしょうか、そういう焦らしプレイはいりません。
「ころげての時も双子は不遇な扱いでしたよね」ととある方も言ってたのですが、このメーカーさんは双子に恨みでもあるのでしょうか。3Pとか好きな自分にはちょっと悔しいものが。
(代わりに会長と聖の3P、ベルちゃんと朝顔の3Pがあったのは嬉しい誤算でしたが)
>システム
ディスクレス可能(初期起動時に必要かどうかはディスク入れっぱなしで起動したので調べてませんが)
マスター音量設定可能、クリックしてもオートが途切れない、非アクティブ動作ONOFF設定可能、ウインドウ透明度設定可能、クリックで音声スキップするかどうか設定可能
シーンジャンプもあるのでもう一度聞きたいセリフは何度もどうぞ。エロゲに必要なシステムは大抵揃ってます。中出し、外出しの選択肢はそもそも存在しません。
個人的に気になったのがシーン時のアニメーションをOFFに出来なかったこと。
アニメーションを取り入れてさらにシーンに良さを出そうとしていたのでしょうが、それがOFFに出来なかったのが残念。エフェクトをOFFにしても消えなかったので嫌でも見ることになるのかと。
ONのままでも良いのだが、OFFにしたい気分の時も結構あるので。
あとは画面サイズを一定以下のサイズに小さく出来なかったのが残念でした。
>エロ
冒頭でも書きましたがエロい。絵の綺麗さと文章の作りで抜くタイプ。
シーンの内訳は
朝顔4つ(69、フェラ、パイズリ、AR擬似男性器でオナニー)
ベル4つ(フェラ、正常位?、体コキ、パイズリ)
朝顔とベルで3P
黒ベルちゃんも交えて4P
水菜4つ(マッサージから挿入、フェラ、パイズリ等)
聖6つ(フェラ、体洗い、喫茶店で羞恥等)
会長5つ(フェラ、69等)
聖と会長の3P
双子ちゃん1つ
計27個
体コキ、3P、4Pといった無印では無かった特殊?なプレイも完備していて嬉しかったですね。
特に朝顔とベルちゃんの3Pでは、右の朝顔の足に黒ぱんつをひっかけ、左のベルちゃんの足には白ぱんつをひっかけるという素晴らしい構図!
ぱんつが好きな人にはたまらないものがあるのではないでしょうか?主人公も興奮してました。
ある程度Mっ気がないと使えないシーンが多い気がします。両手を封じながら、水菜に「女王様のような口調でフェラしてくれ」と主人公がわざわざ要求するシーンもありますし。
緊縛とかバイブとかSっぽいのはありません。ARで作ったバイブを入れてオナニーはあるのでそれに近いものはありますが、主人公が攻めている感じは出ない文章なので。
自分はフェラ音やCG以上に文章そのもので抜くタイプなので、相手の心が読めるココロファンクションのお陰でフェラ中も相手の心が出てきて大変興奮出来たのが嬉しかったですね。
官能小説で興奮できる人向けかもしれません。
全体の自分が気になった欠点をまとめると
・ストーリーがあまり心に残らなかった
・画面サイズが一定以上小さくならない、シーンにアニメーションがOFFに出来ない
・双子ルートが短い&シーンが1つしかない
・黒ベルちゃんが新しく出てきて襲いたい対象が増えました(シーンは一応ある)
こんなもの。抜きゲーもしくは抜きゲーよりの萌えゲーを求める人向けかと。
本編の時点で明らかに登場人物の心理描写がおかしいと思っていたこともありストーリー部分は期待してなかったので(初めて会った主人公相手に色々暴露したり、どうでも良いことで世界の終わりと言わんばかりに悩んだり、一言であっさり解決したり)
むしろ、本編でもエロいと感じさせてくれたシーンをふんだんに盛り込んで、シーンにたどり着くまでの時間を短くし、日常も萌えゲーとしての側面が出るような形で作ってくれたのはありがたい。
長所を伸ばし、短所を薄めるという自分の望んでいた形だったのでこの点数で。
2014年をエロい意味で締めくくってくれた個人的良作でした。
多少Mっ気がある、ベルちゃんのようなおバカなロリキャラは好きだといった人なら満足できるかと。
深く考えるストーリーではないので、公式を見て気に入ったキャラがいれば大丈夫だと思います(双子以外)
抜き部分を求めてない人には分かりませんが・・・自分の評価はシーン部分の評価の割合が高すぎるので。
そして最後にはかわいく唇をつけて、亀頭にキスしてくれた
↑シーンのこんな文章に興奮出来る人なら満足できると思います。
幼女(もとい黒ベルちゃん)にソフト調教・足蹴される場面もあるので、そんな願望がある人にはどうぞ
・・・あ、私はそんな願望はありませんので。