バニー服とは何か・・・戦闘力を上昇させる衣服のことですねわかります
・・・と言いたくなるくらい強くてＳっ気に満ち溢れたヒロインが多い本作。メイドさんから婚約者まで皆主人公のメンタルをザクザク削ってきます（自業自得ですが）
主人公がおちゃらけた性格なので、ヒロインにフルボッコにされている描写は不快にならなかった。むしろ自然に見えたのは良い。
日常会話がノリで進む本作。カードを見ると目を変えたり、主人公の浮気を見るとフルボッコにしたり、焼きそばが出てきたり、最強装備をまとった化け物が出てきたり、男の娘が出てきたり触手が出てきたり。細かい部分を期待せずノリで物語を読む人は楽しめるでしょう。
反面、真面目に文章を読む人にはムリだと思われる。記憶喪失だったんだ～。実は～の使い手だったのか～、記憶を失っていたんだ、実は魔法少女だったんだ～と設定がご都合主義の元増えていく話なので。
校門を叩き斬って魔法で直すようなシーンもありますし、真面目に読もうとするのは難しい。
エクスカリバーは大根すら斬れないはずじゃなかったのか・・・校門真っ二つだぞ・・・
あと春さん、ヤンデレ思考なのは分かるのですが血管浮かび上がらせるのはヒロインとしてどうなんでしょう。
・・・と、共通は結構楽しめたのですが
途中から作業感溢れるのと、個別ルートが弱いのが残念なところ、ストーリーが今ひとつ印象に残らなかった。
どのヒロインを追うというより、体験版でもあったようにどのヒロインを選ぶか選択回数があって、その中で「複数のヒロイン」を選んでいくので、特定のヒロインを攻略している感は薄い。
複数回選ぶシステムなのだから複数プレイが豊富なのかな？と思いきやハーレムルートがあるわけでもなく、最後の展開はほとんど一緒。どのヒロインも似た話だな～で終わるのが印象に残らなかった理由かと。
共通はそこそこ残るのだが、個別は「本当にこのヒロインのルートなのか？」と疑うような終わり方をしているものが多い。
批評空間を見ると春さんがメインとしてカウントされてますが、本当にメインなのか？という扱いをされています。むしろラスボスと認識され・・・いえ何でもありません。
具体的に言うなら、歌符香のお金プールで足コキと魔法少女のストーリーしか頭に残らなかった。
後半になると歌符香の守銭奴っぷりが生かされなくなった気がしましたし、何かもったいない気がしますね。
魔法少女はノリで進む本作だったので、ツッコミいれつつもそこそこ楽しめました、イイハナシダナー・・・バニー要素どこいった。
＞システム
必要なものはそこそこある！・・・だが痒いところに手が届いてないのが残念。
クリックしてもオートが途切れず、透明度調整可能、クリック時に音量停止するかどうか設定可能、バックログも１６行前まで見られる
だが、マスター音量とキャラ音声一括変更が無かったのが残念。ＢＧＭより音声が小さい気がしたので音声を上げたかったのですが、１０キャラも上げるのが面倒だったのでＢＧＭのほうを調整しました
セーブ数は８０個。選択肢は多いがストーリーは短いので十分かと。自分は１６個しか使いませんでしたね
＞エロ
シーン数計５３個
花凛１１個
魅美８個
歌符香６個
春５個
雅４個
芹香４個
こずえ４個
双子ちゃん７個
花凛と魅美の３Ｐ１個
春と雅の３Ｐ２つ
花凛と魅美と歌符香とハーレム１個
シーン回想の並び順とは違いますがこんなイメージで合ってるかと
ただ、趣味嗜好で買うと使えるシーンがいくつあるか分からないのが何とも。
例えば自分は処女喪失や聖水や男の娘や男性器が透明のシーンは使えないので、だいぶ数が限られるのですよね。使えたのは２０個くらいか。
属性としては多岐に渡っており
バニー服でのシーン
触手シーン
足コキ
男の娘
と、質より量で勝負している感が（ストーリーがさほど長くないので、特定のキャラに愛着をわかせるのは難しいかと）
ただ、前作と違って、Ｍ指向でいけば最後までＭ指向の文章で行くのは気に入った。
歌符香や春先生はシーンでも容赦なくそのドＳ心を発揮していぢめてくれます。
ただ、花凛や魅美はバニー服のＨがあまり印象に残ってなかったり。
シーンは多いのだが、パイズリとかバニーに関係ないシーンの方がお世話になったのは何故か
絵で評価するなら好きな人は好きだと思われる。だが、複数絵師の特徴が顕著であり、これは絵師さん違うというのが一発で分かるのである。
歌符香の下着は毎回変わる気合の入りようですが。主人公に見せるために頑張ったんだね・・・
バニーには網タイツか黒ストだろ！！
と叫んじゃう私なので、それらが少なかったのが原因かもしれませんね
＞総評
細かい設定を気にしない人、主人公がとことんいじめられるのが好きな人、ノリで進んでいくストーリーが好きな人にオススメですかね
バニーものというのはあまり見ないのでテーマは面白いと思いますが、シーンでそれを期待すると手痛いしっぺ返しを食らうかもしれません。
ヒロインにいじめられる主人公を見るのが好きという人ならそこそこいけるかと思います。