病院モノにありがちな"死"の色は薄く、主にキャラ同士の心の交流によって心温まる感動を演出した名作。 主人公がバンドマンという設定もあって、18禁ゲームにしては異例とも言える男性ボーカル。2曲とも名曲で聞き飽きない。 シナリオのボリュームはやや少なめだが感情移入出来るくらいは十分にある。 絵に癖はあるがそこさえ許容できればプレイすべし。主人公のカッコよさは18禁ゲーでもトップクラス！
得点詳細 合計97点
音楽19/20 シナリオ29/30 キャラ10/15 システム8/10 ボリューム10/10 演出6/10 その他15/15
建の心臓移植はそんな簡単にいっていいのか？霞夜の病名は？そもそもこの病院第三者が知ってはいけない事を簡単に伝えすぎ！
と突っ込めばキリの無いシナリオだがその辺は本質ではないのでまぁ黙っておこう。
誰かが死んだわけでもないのに涙を流させられたのは久しぶり。
男ならこうありたいといった願望!?を具現化したような主人公は素敵。
お気に入りキャラ…堤 伊之助(主人公)、上山 郁乃、『酔客(おでん屋)』のおやっさん
お気に入り音楽 …bite on the bullet/Treating2U(ともにボーカル曲)