主人公が糞な以外は大体最高でした
正直、自分の好みの問題かもしれないが主人公がうざかった。
どの作品においても言えるが主人公にイラつくとゲームが少し面白くなくなるものだと改めて感じた。
それがひどかったのはなんといっても4章で、自分の考えや行動を他者の意見(主に清水一学)に揺さぶられ過ぎで気持ち悪かった。
人間なのだから揺れることもあり、また惑わされることも多々あるだろうけどいちいち動揺したりアホみたいに悩んだりと今まで歴史をループしてきたのは何の意味があったのかとこの点に関しては疑問に思った。
そもそも一学が色々どうこう言っているがそれは都合のいい面しか見ていないしある程度自分の想像での脚色が入っているとのになぜいちいち心を揺れ動かされるの?それこそ赤穂浪士が美談として語り継がれているのと同じようなものだというのに…
だから自分は4章では主人公が「そ、そんなはずは…」と言っているのをみながら「へー、そら大変やねー」と冷めた目で見ることしか出来なかった。
考えることを放棄しろというわけではないが、この糞主人公は周り(特に大石内蔵助)の精神力の強さと比べた時にどうしてもイライラしてしまった。
それとHシーンを作りたかったのは分かるが4章の一学とのあれは至るまでの流れがゲームのクオリティーに対してお粗末すぎて思わずシナリオを読まずに飛ばしてしまった。
5章での主人公含め最終場面にもむかつく。自分は雑魚で5回目のループにも関わらず相変わらずほとんど役立たずのくせに自分にイライラするだけならまだしも山田浅右衛門に対してすぐいらついたり切れたりするが、まず自分のこと省みてからしろやこの役立たずと思わずにはいられなかった。
しかし、ほかの登場キャラは皆好印象で主人公がいちいち癪に障る以外は最高だった。
もう一つ不満点があるとしたら5章で綺麗にまとめようとしてものすごくくだらない感じになってしまったのは少しいただけなかった。
最後がB級映画の締めみたいになってしまったから、5章は糞だったみたいな意見が出てくるのも当然だと思う。
最後に自分の亡霊と対決とかwwどこの少年漫画だよwwww
最後に全員復活で総力戦とかwwどんなご都合展開だよwwww
千鳥とかww腕から電撃でも流しとけばいいんじゃないかねwwww
頼むからこういうのはジ〇ンプでやってくれ…
自分と同じような否定的なコメントを書いている方たちは皆思ったことかもしれないが、3章までがこのゲームの全てで4章からは続きを頑張って書こうとして失敗したただのFDのように思えた。
偉そうに聴こえるかもしれないが全体の出来は今年の様々な作品と比較しても素晴らしいものであった。