友情ゲー。その一言に尽きる
助けられてばっかりだった二人が、多くの世界を経て強くなり、皆を助けに行く。
これだけ書くと何の捻りもない話だが、それをこういう風に纏めてくるとは思わなかった。
正直ヒロイン達よりも真人や謙吾や恭介の方が印象に残ってしまう。
Refrainから最後の野球シーンまではもはや攻略ヒロイン達など何処にもいなかったと言わんばかりに存在が消去されている。(そういう設定だったとはいえ)
とは言えヒロイン達が要らない子だったかと言えばそんなことはない。彼女達がいなければ理樹は強くなれなかったし、小鞠がいなければ鈴は一生踏み出せないままだっただろう。
Keyお得意の不思議世界ではあったが、そこまでいうほどの違和感は感じられなかったので、相変わらずこういう世界観の構築は上手いものだと感心させられました。