陵辱じゃなくてもいけるじゃん
あのBISHOPが普通のエロゲーを！！
と自分の中では微妙に注目かつ期待していなかった作品。
BISHOPといえば陵辱、陵辱といえばBISHOPという位、過去作品は
ダーク系なものばかり。
しかし！ついに時代の波に逆らえず萌えゲーきましたか、墜ちたな…BISHOPさんよお～
と思いつつもエロに関しては外さないだろうという事で購入。
自分内定義でエロゲーのシナリオの良さは
シナリオ重視ゲー＞＞萌え＆恋愛ゲー＞＞陵辱ゲー
という不文律が成り立っておりBISHOPお得意のジャンルは陵辱。という事は
恋愛ゲーだしても、読ませるテキストは持ってこれないだろうな～、などと思ってましたが…
予想外に面白い…いけるよこれ！？ この感動は最近でいえば
「ものむすめ、ものごころ」をやった時以来でしょうか。あの駄作シナリオの
メイビーが！（失礼）みたいな。
まずタイトルからして良い感じです。「すくーるヘブン」 まあこれは普通です。というか
「スクール」に「ヘブン」激ありがちです。ベタです。でも次が凄い。「ラブエロハーレム」！
うっわっ直球きました！ さらに「ももいろタイフーン」あちゃ～恥ずかしい！！！みたいな。
「ラブエロハーレム ももいろタイフーン」口に出すのも恥ずかしすぎるタイトル！
…やっぱり陵辱メーカーは純粋な恋愛ゲー作らないんだ…というか作れなかったんだ…
「夜明け前より瑠璃色な」、とか「ToHeart」とかなんかオシャレなタイトルじゃないんだ、
やっぱあんたBISHOPだよ！と思わせるタイトルというか。
内容もそんな感じでして、基本的には学園恋愛ものを周到しつつ、お馬鹿なエロエロハーレム状態。
日常のどたばたも予想外にきっちり出来ていて陵辱ゲーにありがちなエロシーンつなぎ目的の
薄いテキストではなく、程よくニヤニヤさせてくれるものでした。
ただ気になったのがエロ濃厚度が少し減？ BISHOPの過去作品でいえば１回のHで三回は
射精シーンが入るような濃さがあったものも多いと思うのですが。
総括としては、抜きゲーを探しいるが陵辱はちょっと…という方にお勧め。