難しい が、3周目からはグッと分かりやすく引き込まれる作品
1周目だけじゃわからないと思いました
2周目もやってこそ
しかし、2周目で全て理解できるわけでも無く、その部分は考察ということになると思います
○シナリオ 18/20
最初は何もわからず、ホラーゲー？とも思っていましたし
百合っぽいところで頭というか普段のノリ？が拒絶もしていました
が、3章からいろいろな視点から見ることが出来、一連の出来事を理解していくことが出来ます
3章のいじめの対立から引き込まれました
難しいことを考える必要もなく、只々純粋にこの後どうなるのか･･･という期待感と共にさくさくとテキストが進みました
4章から間宮卓司という核心部分に触れます
それでいて、今まで謎だった部分が分かってくるので読んでいる時に『あぁ、なるほど』という感じがしていて良かったです
只、その分ここはどうであったか、ここの時系列は？とかも考えなければいけないとあって常時･･･ではありませんが
考えてプレイするという意味では間違ってないかもしれません
最後までやると違う視点で見れるようになるので2周目の1章が全く別のものとして読めるというのがまた良い所だと思います
良いは良いのですが、読んだ後の独特な爽快感みたいなものは無かったのでこの点数
○雰囲気 17/20
テキストの表示や読ませ方が独特です
そりゃもう･･･って言うほど
雰囲気も最初ホラーゲー？と思う程でした
それほどBGMや文章の魅せ方が上手いとも思いました
○キャラ 8/10
色々と濃いキャラで･･･
このキャラがいるからこそ、成り立つシナリオ
由岐のキャラや人生観は凄いと思いますよ
○グラフィック 15/20
平均的かなーと
特に思う部分はありません
○シーン 5/10
基準点
上記に同じ
○システム 7/10
基準点
最初の章形式はおぉと思いました
が、それだけ･･･というのも･･･
○＋α 10/10
1周目の後半が本番です
全ての視点や時系列などが整理できた上での2周目も本番です
特に序盤
それでも足りないほど考察は出来ると思います
合計 80/100
突出して良いというわけでも･･･？と思いましたが
確かに悪いか良いかと聞かれれば良いです
ただ読んだ後の読破感というかフルコンプしたんだ･･･っていう感じが得られなかったのでこの点数なんだと思います
そこは人それぞれ･･･なのかな