面白いっちゃ面白いけど、もっと面白く出来るだろってことが目に見えて多すぎる。そして制圧ゲーとしては最悪
地域制圧型のゲームのいいところは、RPGやSLGのように限られたキャラを使うのと違って多数のキャラを効率的に運用することで
キャラたちに意味を持たせることが出来るという点だと思っている。
このキャラは制圧に向いてる、防衛に向いてる、戦闘力低くても内政高い、そんな風に考えて使ってるうちに愛着も湧いてくるものだ。
だが、このゲームは制圧ゲーとして破綻している。
まず、移動がゴミ。ごちゃごちゃとか面倒とかそういうのじゃない。1ターンに基本1歩というのが糞。
戦力貯めて一気に制圧出来ないのもそうだが、これだと毎回攻めるの主力の3部隊だけでいいじゃん(´・ω・`)
他の部隊いる意味ないよね?
そして、経路が酷さを加速させる。隣接してるのが大体一箇所なので攻めると守るが同じ部隊・・・
さらに、首都を落とすと全部手に入る素敵仕様なので他のところは気にしなーい。
で、周りにある街ってなんか意味あるの?
そこを制圧したらキャラ加入するわけでもなく、イベントあるわけでもなく、ただの土地でしかない。
寄り道しないで首都まっしぐらで正解。味気ねーなぁ・・・
まあ、イベントとかうんぬんの前にさ、敵を倒すことに何の意味もないのがむかつく。
戦闘で敵を全滅させるわけだ。そうすると死ぬわけでもなく首都から無限に湧いてくる。
これっておかしいと思わなかったのかな?
このゲームの性質上兵士は無限で、いくら殺しても相手の国は兵糧も金もなにも消耗しないわけだ。
強い国と戦う戦法として、有能な武将を殺して弱体化、兵を殺しまくって消耗戦を仕掛けるとかこのゲームには存在しない。
倒しても倒しても何の意味もない戦闘は、効率的に本拠地を壊せというメッセージなのだろうか・・・
後さ、ターン送り時に敵対国同士がなんか小競り合いしてるけど、アレ土地取られないし兵は死なないし邪魔なだけだからいらねーだろ。
結局最後まで攻め部隊はほぼ固定で、工兵ミアと士気溜め用の雑魚2匹、万が一の肉壁兼保険の数体持って行って侵略するだけで終わった。
強そうなネームドたち。活躍の場は時々防衛するだけでした。何のためにいたんだこいつら。
モンスター配合は良く出来てて面白い。だけどさ、俺はこんなもんに力入れる前にメインの戦争のほうをどうにかしろと思ってしまうのです。
内政で街作るの最初面白かった。でも途中からすごく面倒になって、効率重視で鉱山いっぱい作るとかそういうのばっかでした。
建てられるのは限られた土地とか首都だけのほうが侵略する意義ができたんじゃないのかなぁ。
モンスターとかネームドとかいっぱいいます。100部隊もいます。でも使い道はありません。
なんだこりゃ。
パッチでどうにかなるとは思えないので今作は諦めてます。
でも、改善すればすごく面白くなりそうなので、同じようなシステムで作るの期待してます。
最後に、アルの声をキャスティングした糞は二度とゲームに関わらないで貰いたい。
今まで多くのアニメやゲームで酷い声優というのを見てきたが、そんなものを超越した存在でした。
(これは声優のせいじゃなくてミスキャストと演技指導のせいだけど)
初めて個別ボイスオフという機能に感謝し、またこの悲劇を忘れることはないでしょう(T人T)