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えびさんの全裸登校訓練の長文感想

ユーザー
えび
ゲーム
全裸登校訓練
ブランド
4H
得点
75
参照数
1341

一言コメント

絵15+文19+音16+他25 始めはいやらしい目付きでニヤニヤしていたんですが、いつの間にか、微笑ましい物を見る目でニマニマしていたんです。 気持ち悪い!

長文感想

(※ロープライス・同人を対象に、他の項目は、最低点をベースアップしています)

映像面・・・
映像面では、同サークルの過去作と比べて、かなり味が出てきたと感じさせます。
ヒロイン檜生原雫は、元々、無表情というか、感情の起伏の少ないキャラであり、そ
んな檜生原さんの恥じらった俯き加減な表情が、大変、ソソります。
また、ツンと上を向いた美乳には、緊張からピンコ立ちになってしまった乳首が、過
剰に主張しない繊細なデコレーションのように添えられており、私の満足棒は歓喜の
声を上げました。

若干、不安定になる箇所はあったものの、各種販売サイトの扉絵を見て、満足棒がぴ
くりとでも反応したならば、映像について不安視する必要はありません。


シナリオ・・・
全裸登校という、あまりにも天才的な発想。
羞恥というシチュエーションに真摯に向き合った結果、この発想が生まれた事は、ま
さに天啓としか言えません。

そして、新たな啓示がありました。

 神『わし、ラブコメとか好きやねん』

どうすれば、全裸登校とラブコメを融合できるというのか……
本当に、全裸登校で『ラブ(愛)』が描けるのか?


隔たった二つを繋ぐにはどうしたらいいのか……

……二つを繋ぐ?

橋……!? そうか、これだ!!


悩んだ末に辿り着いたのは、吊り橋理論でした。(嘘)


全裸で登校するための訓練と称し、年頃の男女が肌を見せ合う。

羞恥によるドキドキと、恋のドキドキ。

二人の恋はまるで積み重ねたハーモニー。


ハードなエロで見せずとも、思いも寄らないミクスチャーによって、新たな光明を見
出すなどと言うことは、いくらでもありましょうが、まさか、

 『こんな一手があったのか!』

と、思わず唸ってしまうような作品でした。


音楽/声優・・・
音楽は煉獄庭園さんからでしょうかね。(ちゃんと確認してないっす)
安心のBGMって感じですが、まあ、別ゲーで聴いたことある曲ってのは、いつもの
事ながら、ちょっと違和感。
あまりBGMで演出するといった、劇的なシーンがない作品でしたので、選曲は全体
的に大人しめになっています。

声優は月宮怜。
海原エレナとか、金松由花とか、ちょっと声量の少なめな感じのボイス。
この御両名にも言えるように、やや、かすれ気味で線の細さのせいで、滑舌が悪くも
感じたりもするのですが、ちょっと高めの声質と、個性的な声色が耳に残るタイプの
声優さん。
流石に、海原エレナや金松由花といった人気声優さんと比べると、全面に押し出して
くるようなアクの強さはないものの、特に今回のキャスティングでは、キャラにバッ
チリ嵌っていました。
感情を表に出さない檜生原さんですから、滑舌よくハキハキ喋られても変ですし、こ
ういった線の細い声だからこそ、羞恥に震える声や、つぶやくように悪態をつく演技
がマッチしているのだろうなぁ、と。