個別ルートがやたらに短いし不要なキャラ√もあるが鳥羽莉√のみでも何かプレイして得した気分になる。
全体で平均すると本当は70点ぐらいかとは思うが
音楽とか各キャラの個性とかピンポイントで光る部分があるのでこの点数にした。
鳥羽莉
メインヒロイン扱いだけあって
一番キャラとしてもシナリオとしても心に残ったのはこの√
演劇のシーンは感涙もの。
箱庭の月シナリオは敢えて御都合主義と宣言しておいて
本来は有り得なかった永遠の愛を得るという意味で
賛否が分かれるだろうが、個人的にはあり。
朱音
エロ、ギャグ担当、かと思いきや
こちらも演劇シーンでは盛り上げる。
とはいえ印象に残ったのはそこだけかな・・・・
キャラは良いです。
火乃香
会話のシーンとか中々存在感もあるんだけど
シナリオそのものはペラペラ。
吸血鬼の国家管理のこととかの説明のためのシナリオっぽい。
せせり
主人公好き好き光線発して
たまに黒い部分も見え隠れするが
とてもフトゥーにシナリオが展開してフトゥーに終わる。
うーん、かなり印象に残らないシナリオ。
鳥羽莉の代役となったなら劇の部分で何か見せ所が欲しかったところ。
涼月
デレないツンツンキャラ。
個別√内でキャラがちょっと怖い人になるが
其の分共通、他キャラ√との違和感がある。
千左都
恐らくは鳥羽莉と対になってるシナリオではないだろうか。
刹那的な関係を推奨しているのではなく
永遠の愛なんて御都合主義でしかないのだよ、という
この作品のテーマをある意味良く表わしてると思う。