内容としては家族計画ではないだろうか。サスペンスやストーリーの急転直下な展開に期待するとこの作品の良いところを見落とす可能性大。
お互いの優しさ故に事件が、話が進まないといった
展開が多い。
だけど事件の真実を語るだけが
信頼関係を築くということではないのだろう。
例え家族だとしても語れないことがあって
それでも乗り越えていく、というやり取りは
中々引き込まれるところがあった。
すごい展開が地味だったけど。
無論お互いに訳ありの部分を分かち合うことで
さらに結束が強まるではあるが。
まあサスペンスとしてみると
???が付く箇所が結構あるし
実際体験版やってみると
推理ものとは違う路線であると気付く。
5人が如何にして信頼関係のある家族となっていったか、というのがメイン。
意外とギャグのノリは良い。
音楽は翠の海よりは落ちるかな・・・・?
透子のキャラは良かったと思う。
お嬢様キャラを骨格とした
意地っ張り食い意地ヒロイン。
それでも、数々のやりとりで
やさしくて魅力的なのは体験版でも分かるとおり。
また主人公と密接だけどいちゃラブだけではない
関係もヒロインとしての存在感を高めてると思う。
箱庭ロジックとかいう前作は
パッケみると推理物といった
印象を受けるし
その流れで本作も・・・ってなると
良いところを見落とすような気がする。
あまりそういう先入観無しでプレイするのがお勧め。
でも発売を複数回延期し
制作スケジュール、予算がかなり厳しかったのではと
普通に分かる出来でもある。
画面荒かったり、伊鶴√は声無しだったり。
そこだけは予め覚悟しておきましょう。