それが運命石の扉の選択か…
この作品は序盤から途轍もない伏線を配布しており、またその伏線を終盤にとても巧妙に回収する為、最後までプレイしないとこの作品の魅力は伝わらないだろう。
共通ルートでは、ギャグセンがとても優れていながら、それとは打って変わってシリアスなシーンも多々あり、そのギャップに惹かれた。
2ch用語や化学専門用語など、一般の人じゃ普段触れないような単語が使用されているが、その殆どは具体的な説明がされているのでとても感情移入し易かった。
個別ルートでは「まゆりを救うのか」それとも「ヒロインを救うのか」と言う主人公の心の中での葛藤に魅力があった。
どのルートでも、主人公の恰好良さは秀逸していた。
そして最終章(TRUE)では、とうとうすべての伏線を回収される。
上記でも述べたが、とても巧妙に伏線が回収される。
その為、これから攻略する方は序盤の伏線の配布のシーンを逃さないように注意して頂きたい。
この作品の一番の魅力は、伏線の回収の巧妙さにあると言えるだろう。
~総評~
様々なバグなどが存在していてシステム面では多少問題があるみたいだが、それを差し引いても十分評価出来る作品だった。
最後に…エル・プサイ・コングルゥ…