狂言綺語。俺たちに翼はないのような狂った文章だが、私、レビュー投稿者は、俺翼は嫌い。しかし今作は楽しめた作品
まず、なんぞこの作品ww
シナリオライターが、すかぢさんとは知らず、キャラゲーだと思いプレイ……はい、痛い目にあいました(良い意味でw)
この作品全体、狂ってるお話です。他の作品で比喩するのならば、『俺たちに翼はない』『さよならを教えて』が似てるんじゃないでしょうか?個人的にですが^^:
【シナリオ】
狂気、哲学、宗教、中二、電波。この5つの単語全て当て嵌まります。なんていうか、エンターテイメント性が強いので、電波な世界観にどっぷりハマれます。
なんだが、暗いイメージが多いが、日常会話では、明るくキャラがワイワイと楽しげな場面も見せる。しかし、裏腹に、暗い雰囲気がいつも潜んでいる。
また、論理哲学論考など、キャラが蘊蓄囀りながら話が進んでいくので、元ネタを知っていれば二ヤリと来る。だが、元ネタが判らずに、この電波や蘊蓄が合わないと、だだの狂言綺語な作品だと思われるだろう。。。
物語の大凡は。
「空と世界」の物語。「終わりと始まり」の物語。
「文学少女と化学少女」の物語。「救世主と英雄」の物語。
「兄と妹」の物語。「向日葵と坂道」の物語。
の6つのお話になっている。物語の内容は、タイトル通りの物語になっています。
物語をクリアしていくと、6つの物語以外にも、どんどん物語が弥増し、最終章へと進行していきます。
個別ルート
上記の6つのお話+といった感じ。
エンディングは殆ど、鬱です。まぁハッピーエンドはありますが、後半は鬱が多いので、覚悟をww
とてもシナリオについては、一部の人には、電波なテキストに肖りそうになるほどポピュラーになりそうだが、苦手な人もかなり多そうだ…。
鬱 B 電波 A テキスト B+ 感動 B キャラの良さ C+ (私の勝手なA~C評価)
【Hシーン】
回想シーン全24
陵辱、露出、百合など結構ハードなプレイもありだが、実際内容は薄め。
【音楽】
オープニングテーマ
空気力学少女と少年の詩/ハナ
エンディングテーマ
空気力学少女と少年の詩(EDver)/ハナ
BGMは、この狂気で電波な世界観をもっと誇張させてくれる素晴らしいBGMの数々でした。
【CG】
基4%氏、すかぢ氏など。
過去作、H2Oの絵を思い出し、キャラゲーだと思い今作を購入したのだが…
絵は、キャラゲーに向いてますね。しかし。。。
【プレイ時間】
総プレイ25時間。
ボリュームは、あまり多くは無いが蘊蓄などをじっくり読めばこのぐらいはと。
今年に入って、やっと大満足な作品だったと思います。とても諧謔した文章など面白かったです。
なんだろう、王雀孫の文章が狂った俺翼は、合わなかったが、この作品は格別に楽しめたのが不思議ですw
主人公の視点(3キャラと)が変わるので、色んな方面から何度も読んだ場面を見れる、群像劇も見所です^^
大変人を選びますので、体験版…でもあまり判らないと思います。不安な方はお金に余裕がある時に購入してみては如何でしょうか。