いつものブサイク作品です。私達の世界なんてこんなものか…
夢幻廻廊シリーズ最新作。
もちろん前作をやってからお勧めです。しかし未プレイでも大丈夫な内容になっているの安心を。
ちなみに、レビュー投稿者は前作未プレイです。
ブサイク作品は全体的に暗く。。。そして精神的にダメージを与える展開が酷くあるので、意気銷沈してしまうが、何れそれに慣れてしまう。
そしていつの間にか、マゾヒストに目覚めそうになっているのである。。。
【あらすじ】
平凡な少年“たろ”は、ある日、町で見かけた少女を好きになる。
その少女は、あるお屋敷で“しろ”と呼ばれ、“かとる”として住んでいる少女だった。
そして、そのお屋敷には、他にも四姉妹のお嬢様が住んでいた。
最初は“しろ”に会いにお屋敷に向かった“たろ”だったが、お嬢様たちから“しろ”と同じ“かとる”になるように勧められる。
その後、お屋敷で“かとる”になった“たろ”が体験したこととは……。
新たなる夢幻が、螺旋の渦を生み出す………。
…あなたは、しあわせですか?
-公式HPより-
【シナリオ】
この作品のテーマ。
『幸せとは何か?』
『日常とは?』
以上の二つのテーマだと私は思いました。テーマ性に基づいた熟読・考察のあるシナリオでは無いので、この二つのテーマは深く考えなくても、すんなりと判る内容だと思います。
幸せとは何か?
このテーマは、何気ない会話に登場キャラが発言するので、しっかり聞いていれば判ると思います。
日常とは?
牢獄のような屋敷。現実である日常。これは、日常生活の比喩であると私は思う。実際に今作をプレイし、監獄である屋敷を味わえばすぐに判るテーマ性です。
閑話休題。。。
シナリオは、屋敷に住むお嬢様達の所有物(奴隷)になった主人公が段々と洗脳される物語。つまり堕ちる過程が楽しめるシナリオとなっている。
主人公を調教していき、最後に洗脳終了。洗脳完了後は、お嬢様無しでは生きられなく程、悶絶躄地。躄地する姿は滑稽だが主人公に同情してしまう。
注意点ですが。
これは、Mゲーである。ブサイク作品としては、今作は若干過激なシーンがソフトです。しかし全てMプレイ!!!
何が言いたいかというと。Mに目覚める可能性があるという事だ。最後に、キャラが悚然するさまを見て、二ヤリっと来たらもう手遅れ。
個別ルート
基本一本道ですが、ループ物。
どのルートも鬱、BADENDなど暗いです。ハッピーエンドもありますが、あまり気分が晴れない…。
兎に角、鬱好きな方は良いかもです♪
世界観と鬱シナリオが見所ですww
シナリオ B 世界観 B 鬱 B キャラの良さ C+ (私のA~C評価です。)
【Hシーン】
マゾシーンばかり。
プレイの種類→SM、野外、犬、おしっこ、フェラ、凌辱、などなど。
Hシーンは豊富だが、抜けると聞かれたら微妙…。。。本当にM向けです。。。
【音楽】
オープニングテーマ
瞑想に堕ちる闇/電気式華憐音楽集団
エンディングテーマ
Endless ripples/電気式華憐音楽集団
【CG】
椎咲雛樹氏。
クセはあると思います^^:
【プレイ時間】
15時間です。(攻略サイトを見て)
攻略が難しいので、永遠にループになるかも。。。
くつしたおいしい、かおるこさまだいすき
と喝采を送りたい。然り、今作プレイ後は必ず皆がこういうだろうw
洗脳怖いですね。主人公が必死で、かおるさまを求める姿は印象に残ります。彼女達と主人公の関係は、まるでDNAとRNAのようだ。
大変おすすめは出来ないが、鬼畜&グロ耐性があるかたはおすすめしますよw