名作の名に恥じない出来
私にとって『Key』は、伝説のエロゲーブランドという印象だった。
その三部作の一つ『Kanon』 今まで幾度となく名作の代名詞としてネット上で噂を聞いていた。
しかし、もう古い作品だ。きっと期待外れ。あぁー、昔の人はこんな作品を有難くプレイしていたんだなぁ。
と、そう懐古趣味的な気持ちでこの作品に臨んだ。
結果…、名作である。
そして幕開けである。これはエロゲーという時代が幕を開けたことを示す金字塔として存在している。
そして存在し続ける作品。そう感じざるを得なかった。
また女の子の口癖 『わ、』はこのゲームの魅力を叩き出すために本当にうまい役割を担っていると思った。
とにかく、女の子がこの感嘆詞を口にする。
その度に我々プレイヤーは知らず知らずのうちに、この女の子を気を引くことに成功したと
満足を覚えてしまうのである。この感嘆詞がなければ凡作の類であったかもしれない。
残念な点、奇跡は起きないから奇跡っていうんですよ。と言っておきながら、狐、超能力、生き霊など。
奇跡起きまくりじゃないですか…。