流石Piaにんじんといった所。良くも悪くも、予想を裏切らないシナリオにはもはや感涙。そして睡眠起爆剤となってくれます。まぁ毎度毎度“絵”だけ、と叩かれていますが、正直もう軌道修正する気は・・・いや、あえて貫いているものだと思っています。なので、これからも是非F&C道を突き進んで欲しいと思っております・・・。で、中身のお話はコチラから
中身のほうですが、絵は良いのでキャラが気に入れば、または一昔前のゲームの香りが残っており、昔はこんな感じだったのだなぁ~っと、何も考えずに読んでいければ楽しむことが出来ると思います。
やはり、よく文を読む人やコアなユーザーさんに対しては退屈、または苦痛と感じてしまうかもしれません。時間があまり無い人にもお勧めしづらい仕様です。
ボリュームはキャラが多い分、シナリオが薄くなって印象に残りづらい感じが否めないですが、値段相応分の価値はあったかと思います。
今作は、以前のPiaキャロのイメージを改めて・・・という事だったそうですが、如何せんやっぱりニンジン?と思って仕方が無かったのが少し残念ですが
Piaキャロに読ませる文章や、シリアス系が入るとなんか違う気がするのでコレはコレ、ソレはソレのスタンスで私は良いと思います。(まぁ・・・、丸戸氏がこれ手がけちゃったら凄い事になりそうですけどね・・・)
正直な話、いくらPia信者がいたとしても時代の波に飲み込まれるのも時間の問題なのは、F&Cさんも把握しているのでしょうか・・・。
老舗のブランドは、古い形態に囚われてしまっているのが残念でなりませんが・・・。
同人のレベルも勢威が増してきているのに、このままでは破綻を来すことは明確だろう・・・。
‘破’の段階へと帰路を成すべきだと、私は感じている・・・。気持ち半分は、今の現状を壊して欲しくないのだが・・・。
まぁ絵が気に入ったのなら、買ってみては。