さすが、今年の大本命と呼ばれるだけあって既に多くの方がコメントを投稿しているようですね。フリーのイラストレーターの方もダウンロードしているようですし、製品版でどれだけの評価を得られるか完成度を無視しても楽しみにするには充分な理由かと。それはそうと、私も楽しみにしている人間(まぁ、サクラノ詩の存在自体、今年に入ってから知ったような俄なので、こんなこと書くと10年待ち続けた方々に叩かれそうですが)の一人として対抗しようかと。そんなわけでサクラノ詩の体験版は「これは体験版なのか?」と聞きたくなるような大ボリュームでした。2章までの内容が収録されている感じですかね。といっても、1章までの内容は知っている部分も多いという人もいるでしょう。ライター自身が「春ノ雪」とは全然違うものだみたいなことをTwitterで呟いていたように記憶していますが、半分くらいは一緒だったように思います。大幅にキャラクターを減らしていたりするのでやはり違うところもありますがね。先生の牛丼を勝手に食べる話の入るタイミングとか遺産を相続しなかった件とか。何にしても、「春ノ雪」の時から感じていたことでしたが雫・里奈・優美の三人がボイスも追加して更に可愛くなっていてニヤニヤさせて貰いました。というか、主人公と雫の関係設定も変わっているようですね。何か主人公が絵を描かなくなったことと稟が関係してそうなのは当然としてその出来事に雫も混じっているようですね。3章以降でネタばらしという形になりますが。それと、サブの優美は攻略キャラなのでしょうか? 一応、店舗特典としてもそうですが、個別ボイス調整でotherに含まれていませんでしたので期待(笑)んで、内容ですがヤバいです2章の時点で「これここをピークに燃え尽きるんじゃね?」って思ってしまうほどのめり込みました。ただ、これはあくまで前哨戦。本番はこれからですね。そもそも、私の予想としては全5章で終わるのではないかと。あって4章かなって。1が春で2が夏なら3が秋で4が冬、5が春と思うのは当然ですよね。1で桜、2で靴桜、3と4はどうするのか分かりませんがやはり桜が何かしらの形で登場するでしょう。そして、5でまた桜ですね。そして、予想の範囲を抜けませんが、次の展開としては主人公が芸術に関して見直し始める(向き合い始める?)だろうと。2章であれだけ楽しんで、最終的に明石に論破されたんです。言い返せなかった主人公が芸術に関して考え直すのは当たり前かと。3で向き合い、4で筆をとり――という流れになるかなと予測しています。雫の件がまだ終わってないので今後の展開が転けないかは予想も出来ませんが、まぁすかぢさんですから心配無用だと楽天的に考えておきましょう。消費者である我々が考えても仕方ないですしね。どちらにせよ、私はこの作品を中々正しい評価を受けられないであろう作品と評価する。正しい評価とは他の余計な情報に踊らされず素直にこの作品を見れるかという意味である。他の情報とはライターがすかぢだからとか、イラストレーターが狗神煌だからとか、そういった作品を楽しむ上で必要のない情報のことである。別にライターが玄人だろうが素人だろうが関係ない。面白いものは面白いし、つまらないものはつまらない。「このメーカーだから」とか「このライターが書いてるから」という理由は購入するかの判断の際に使用すればいいのであって、評価をする際には正直必要ない。むしろ、邪魔な情報だ。故にこの作品は正当な評価を受けられないと思われる。有名な連中の作る作品なのだから当然だ。多くのエロゲーマーが「期待している」というこの作品。何故、期待する? それは10年待たされたから? そんなの嘘っぱちだ。すかぢが10年待たせたから期待しているんじゃないのか? 俺みたいな俄は? 「素晴らしき日々」が面白かった、狗神煌が基4%、籠目が絵を描いているからとかそういった理由だろう。こういった情報はそのことに気づいていない消費者の素直な感想を引き出せない。実際、分かっている自分でも素直な評価をしているのか怪しいのだから当然だ。正当な評価を下す者、情報に踊らされて高い点数をつけたり低い点数をつける者、ただの信者。そして、何よりそれほど起伏のないシナリオに最近たくさんいそうな「起伏なし=つまらない」勢がどんな評価を下すのかもある意味見どころかもしれない。何にしても、発売日が楽しみだ。当日ちょうど2学期2日目だけど(笑)-2015/07/19追記- 章構成だが各章の細かい進行予想は恐らく大外れ(里奈√やってそう思った)だろうけど、5章構成に関しては間違いないと見た。は?と思った方は是非、OPを見なおしてみてほしい。例えば真琴のところとかに「Ⅲ PicaPica」とか書いてあるんだ。これを追っていくとⅤまであったので5章構成はほぼ間違いないと思われる。河内野のところで「 」になってるのはオマケで何かしら用意するという意味と取って勝手に期待していいかな? それにしても、作品自体が本気だからね。葵乙夜もここまで本気を出さざるを得ないよね。各ヒロインとシーンタイトルがさり気なく混じってることに気づく前は、「さすが葵乙夜! イラストに合わせた良いOPだ!!」と思ったが浅はかだった。凄いなんてレベルではない。芸が細かい。自画自賛するわけではないが自分も気づいたのがたまたま(というより、真琴√を体験版でやってないと気づきにくいのでは?)なので敢えて言う。そこまで普通は見ない。ちなみに自分の場合は只々、何かしらの意味の英語を列挙してるだけだろうとしか考えていなかった。それなのにそこまで作りこむ葵乙夜はやはりいい仕事をしている。これで、大幅クオリティアップをするとのこと。期待せざるをえない。もう、”サクラノ詩が失敗する=枕消滅”という方程式は完成したも同然なので頑張って欲しい。というより、作風が何となく昔風なのでかなり好みです。何を18歳が偉そうにと思うかもしれませんがゆったりとしているのに何故か引き込まれる作風というのはやはりいいものです。最近メジャーな無駄に起伏の激しい作風至上主義者にはわからないでしょうがね。最後にOPに出てくる章タイトルを書き出しておきますね。()内は該当すると思われるヒロインです。Ⅰなんかは見つけにくいんで頑張って探してください(笑)『Ⅰ Fruhlingsbeginn(共通)』『Ⅱ Abend(共通)』『Ⅲ Olympia(稟)』『Ⅲ PicaPica(真琴)』『Ⅲ ZYPRESSEN(里奈)』『Ⅲ A Nice Derangement of Epitaphs(雫)』『Ⅳ What is mind? No matter. What is matter? Never mind.(藍)』『Ⅴ The Prince and Other Tales.(吹)』『 (河内野)』 これらから考えるに、「サクラノ詩」は選択肢はあるものの気に入ったキャラだけとか考えず全キャラやらないと駄目でしょうね。全部やる覚悟のない方は購入を控えたほうがいいかも。ごめん、テキトウなこと言ってる(汗)まぁ、心配無用かな。個人的評価としては全キャラ是が非でもやりたいから(笑)むしろ、最後に誰をとっておくか迷うくらい。候補すら上がらない状況。本当、楽しみすぎて発狂しそうな状態です。10年間待たれた方、本当にお疲れ様でした。