ritz_fawcettさんの「装甲悪鬼村正」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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質量共に疑いようもなく大作なのだけど、最初にやったルート(英雄編)の不満が大きかったのと戦闘シーンのくどさが肌に合わず、面白いと感じるまで長い時間を要したため、時間当たりの満足度が低くなってしまった。
シナリオは面白い、とても面白い。特に茶々丸がメインで絡んでくる魔王編は。ただ全体的にはやっぱり長いです。もうちょっと削れたんじゃないかなー…あらすじだけ追うなら無くても良い部分いっぱいあったと思うんで。詰め込み過ぎず、遊びも入れつつ…というのは難しいんだろうけど。
あと戦闘シーン。「いかんエネルギー不足だ!」といいつつ戦闘続行出来ちゃうってパターンの繰り返しはちょっと萎える。




以下英雄編の不満点。

人々の平和の為に戦うという一条の掲げる正義に対して、景明は絶対の正義は存在しない、それは利己主義の変性であり偽善だと切り捨てて争うことになるわけだけど、ここの主張がどうにも納得いかなかった。
争いが争いを生んで、正義の名の元に殺人を行うものはやがて第二の銀星号になりかねないという理屈は理解出来る。ただ、大和の人々は今まさにGHQと六波羅に収奪され続けているわけで、一条が上に立つことで少なくとも一時的には今より幸福になることが明らかでしょう。「今」生きてる人たちに比較的良好な未来を与えることがなぜダメなのかって論拠が薄かったので、景明の掲げる理想が現状を無視して原理原則に縛られすぎているのでは…?と感じ、ストーリーよりも書き手の主張が先立ってしまったかなという印象を強く受けてしまった。
物語を最後まで読めば、偽善の勝利は次の争いの温床にしかならないという考えにも納得行くのだけど、少なくとも英雄編時点ではそうは受け取れないので。。

その点復讐編は良かったですね。これだけ話を広げておきながら最後は大義なんてどうでもよくて、ただ純粋に目の前の相手に対する憎悪と殺意のみしか存在しないっていう美しさがあって。



復讐編終盤以降は熱中して読めました。茶々丸が最も好きなキャラだったんで(というよりほかのキャラにはまるで感情移入できない)、魔王編はとても楽しかった。


あと鍛造雷弾の少女が結局何だったのかだけは最後までわからなかった。何か読み落としてるかな。
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